PTネジ と PFネジ ・ PTねじ と PFねじ

PTネジ と PFネジ の違い

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PTネジとPFネジの違いですが、両方共に管用の接続に使用されるネジの為、大きな目的では同じと言えます。テープ状のシール材と併用する事で、低真空から中真空までの継ぎ手として利用可能です。(注意:ネジ部の接触だけで真空をシールすることはできません。)では、PTネジとPFネジの違いは何かというと、2つのネジは形状が異なり、PTネジはテーパー、PFネジは平行となっております。2つのネジの形状の違い、サイズや寸法はISO規格(JIS)やアメリカのNPT規格で決められており、それぞれが目的別に使用されます。PTネジは、テーパー形状である為、気密性が高く、低真空用の真空測定子の接続によく用いられていますが、PFネジとOリングを併用してシールする小口径用継手も市販されています。

PTネジ と PFネジ の規格

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PTネジとPFネジの規格には、ISO規格とアメリカのNPT規格があります。大雑把に、その違いはメートルとインチの違いです。ISO・JIS規格では、PTネジ(管用テーパネジ)は、ISO 228/1・JIS B0202であり、PFネジ(管用平行ネジ)は、ISO 7/1・JIS B0203となります。(規格は変更させる事もありますので、最終的には自己責任でお調べ頂きたくお願いしますね。)PTネジとPFネジの主な規格としては、記号にPFネジがR、PTネジがGの記号を使い(1982年に改正されたJIS規定による。)、更にネジ山の数、d:雄ネジの外径、D:雌ネジの谷の経、d1:雄ネジの谷の経、D1:雌ネジの内径等で規格化されています。PTネジやPFネジの呼び名は、1966年のJIS規格によるものですが、今でもその名残があるという事ですね。

PTネジ と PFネジ の下穴

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PTネジとPFネジの下穴は、PTネジのようにテーパーが付いていても、下穴はストレートで構わないようです。例を挙げると、1/4であればΦ11、3/8であればΦ14.6、大切な事は雄ネジが必要な深さまで締まるように、口元での基本径を、先と同じ例にした場合、1/4だとΦ13.157、3/8だとΦ16.662にする事だそうです。PTネジとPFネジの下穴の加工には、上の例であれば、ハンドタップで、ステンレス用の切削油(例えば、ホートン カットマックス等)を使えば、楽に加工できるようです。もしくは、必要なネジ長の約半分までは旋盤で加工して、そこからはハンドタップという方法であれば、加工する数が多い場合は、能率が良くなるのではないでしょうか。ハンドタップでPTネジとPFネジの下穴を加工する利点は、形状が欠損しにくいという事のようです。